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タミフル不足か?!豚インフルエンザがメキシコで大流行! [生活]

3日、豚インフルエンザ(H1N1型)が、
メキシコで大流行しているとの報道がありました。

保健省のデータでは、945人の感染が確認され、
68人の死者も出ているとのことです。
他のインフルエンザに比べ、致死率が高いそうです。

地元メディアによると、
インフルエンザ治療薬「タミフル」の不足も懸念されているようです。

世界保健機構(WHO)によると、
アメリカやカナダでも、豚インフルエンザの症例が確認されているそうです。


豚インフルエンザは、豚がかかるインフルエンザです。
豚はヒト、トリのA型インフルエンザに感染しやすいそうです。

そのウイルスが農場などで、豚から人に直接感染し、
それから人の間で広まったとされています。


640px-H1N1_map.svg.png

豚インフルエンザは、2009年に大流行して、
WHOによりパンデミック(世界的流行病)を宣言されました。

日本では「新型インフルエンザ」と一般的に呼ばれました。

今回の報道で、感染のさらなる拡大が心配されるところですが、
知識を持って正しい対処をすれば、過剰な心配はいらないと思います。

というのも、

すでにワクチン(予防接種)がありますし、
感染力・致死率も、季節性のインフルエンザと同じ程度だからです。

現在接種可能なインフルエンザワクチンは、
通常の季節性インフルエンザワクチン2種に加えて、
新型インフルエンザワクチンにも対応した
3価ワクチンとなっているものがほとんどなんだそうです。

今年の冬に、予防接種した方は、
ご自分がどんな種類のワクチンを接種したのか
確認してみて下さい。

もちろん、感染予防に、うがい・手洗いを入念に行う
人ごみをさけるマスクを着用するなどは忘れないで下さい。

感染しないのが一番です。

こども、高齢の方、疾患がある人は、感染すると症状が重くなるケースがあるようなので、特に予防に力を入れて下さい。


Tamiflu.JPG


治療薬「タミフル」ですが、
これは、インフルエンザウイルスが増えるのを抑える薬で、
すでにあるウイルスの活動を抑えるものではありません。

なので、感染後48時間以内(ウイルス増殖ピーク)に
投与しないといけません。

タミフルが効けば、症状の緩和と1、2日くらい早く治るらしいです。


予防薬として使用もできるみたいですが、
日本では健康保険の適用外だそうです。
予防はワクチン接種で、という方針かと思われます。


以前、タミフルは副作用で
異常行動を誘発すると話題になりました。

専門家が検証し、これまで様々なデータが出ていますが、

厚生労働省の見解は、

「まだ解析の余地があり、タミフルと異常行動の因果関係は現時点で判定できない」

とのことです。

厚生労働省 タミフル使用上の注意
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/medical/090511-02.html


しかし、タミフルが原因なのかわかりませんが、
数例の異常行動が起きたのは、事実です。

投与後、2日間は患者を一人きりにしないなどの警戒は必要です。
特に子供は注意して下さい。



過剰な反応は、かえって危険を増やす場合もありますが、
常に警戒は必要です。

インフルエンザウイルスが恐ろしいのは、
ウイルスが進化して、新たなウイルスに変化することです。
よく映画などの題材にされる、アレが怖いのです。

でも、普通の人が、
未知のウイルスの心配しても、どうしようもないので、
うがい手洗い・マスクをする・予防接種など
できることをしっかりやるとしましょう!


画像:wikipedia
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平均30代後半?白髪の原因は遺伝子IRF4の働きか?! [生活]

ある年齢になると、誰もが白髪に悩まされます。
「なぜ白髪が生えるのか?」
この疑問に答えが見つかるかもしれません。

AFP通信が伝えたところによると、

髪の色が失われる原因となる遺伝子を突き止めた
との研究結果が発表されたとのことです。

その遺伝子は「IRF4」で、
白髪への変化において役割(促進)を担っているのだそうです。

ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London、UCL)
遺伝学研究所のアンドレ・ルイス・リナレス(Andres Ruiz-Linares)教授によると、

白髪になるというのは、色素を作り出す細胞の働きと、
遺伝子IRF4が担う役割が関連しているのだそうです。

髪の色を制御している、ほかの遺伝子と
遺伝子IRF4がどのように関連しているのか更に理解を深める事で、
白髪化を防ぐ技術に応用できる可能性があるとのことです。

また、今回の研究で、人種によって、
白髪化が始まる年代に違いがあることが判明されました。

ルイス・リナレス教授によると、

コーカソイド(白色人種)の場合、白髪化の平均年齢は30代半ばから、
東アジア系統では30代後半から、サハラ以南アフリカ人は40代半ばから
始まるのが平均的だとしているそうです。



難しい内容ですが、
遺伝子レベルで白髪になる原因のひとつが解かった、という報告のようです。

残念ながら、実際の対策(白髪治療?)が確立するには、まだ時間が必要なようです。


こちらもどうぞ
抜け毛を防げ!頭皮によくないジャンプーとは?

タグ:白髪 原因
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ジカ熱流行はデング熱対策の遺伝子組み換え蚊のせい? [生活]

「OX513A」を知っていますか?
デング熱対策に遺伝子組み換えされたオスの蚊です。

ジカ熱と、この遺伝子組み換えされた蚊との関係性を、
「theantimedia.org」が伝えました。


「OX513A」は、英国のオキシテック社が2002年に開発しました。

この蚊は、デング熱を媒介する蚊のひとつである、ネッタイシマカのオスで、
この蚊と交尾した野生のメスの蚊が産んだ幼虫は、遺伝子プログラムによって、
成虫になる前に死んでしまします。

「OX513A」(オスの蚊)も数日で死んでしまいます。

この仕組みによって、ネッタイシマカの生息数を減らして、
デング熱の流行を抑えるのだそうです。

「OX513A」は、これまで2009年~2010年にケイマン諸島で、
2011年に、マレーシアのパハン州及びムラカ(マラッカ)州で、
2011年~2012年に、ブラジルのバイーア州ジュアゼイロ市などで試験放出されました。

オキシテック社の報告では、ネッタイシマカの生息数が激減したそうです。


しかし、研究者のあいだでは、早くから「OX513A」の使用に対して懸念する声もありました。

遺伝学専門のリカルド・スタインブレカー博士は、
「遺伝子を組み替えても3~4%の蚊は何らかの形で生き残る。この生き残った蚊が生態系にどのような影響を及ぼすのか詳しい調査が必要である」
と指摘していました。


2015年に、オキシテック社がブラジル北東部に「OX513A」を放出しました。
報告では、デングウイルスを持つ蚊が95%以上減少したそうです。

しかし、この地域がジカ熱が蔓延した地域と重なるのだそうです。



zika-epicenter.png


この「OX513A」とジカ熱のあいだに、
因果関係があるのかどうかは、分かりません。

上記の話は、たんなる偶然かもしれませんし、
この地域が、特にネッタイシマカが繁殖しやすい環境なのかもしれません。

しかし、頭の隅に置いておいても損のない話なんではないでしょうか。

記事参考:http://theantimedia.org
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ジカ熱とデング熱の感染力に違いはあるのか? [生活]

西浦博・東京大准教授(理論疫学)のチームが、過去のデータから試算したところ、
ジカ熱とデング熱の感染力に、大きな違いはなかったそうです。

ジカ熱は、2007年にミクロネシア連邦のヤップ島で流行し、
2013年には、フランス領ポリネシアで約1万人の感染が報告されました。
2014年には、チリのイースター島、
2015年には、ブラジルおよびコロンビアを含む南アメリカで流行しました。

チームは、ジカ熱に感染した人、1人から何人にうつるか平均を調べたところ、
ヤップ島で4.3~5.8人、ポリネシアで1.8~2.0人だったそうです。

デング熱は、平均1人から1~4人にうつるとされています。

1人以上にうつるということは、対策をしないと流行するということです。


ジカウイルスは、デングウイルスと同じフラビウイルス科です。

どちらもヤブカのネッタイシマカ・ヒトスジシマカを媒介蚊としています。
日本では、ヒトスジシマカに気をつけないといけません。


感染した場合の症状は、デング熱よりジカ熱の方が軽いそうです。
風邪と間違えそうな、発熱・関節痛・筋肉痛などの症状がみられるそうですが、
眼が充血するかどうかが、分りやすい違いかもしれません。


予防として、とにかく日中に蚊に刺されないようにすることです。
虫除けは、DEET(ディート)を含むものが、効果が高いそうです。

海外では、ディート30%以上の濃度の虫除けがあるみたいですが、
日本では、池田模範堂の「ムヒの虫よけ」のディート12%が一番高濃度です。

http://www.ikedamohando.co.jp/products/repellent/


ディートの虫除け効果は、時間の経過と共に減っていきます。
ディートが体質に合わない人もいるかもしれません。
使用上の注意をよく読んで、ジカウイルスから身を守って下さい。
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ジカ熱が日本に上陸? [生活]

ブラジルから帰国した高校生がジカ熱に感染したとのことです。
これまで南米を中心に感染が広がっていましたが、いよいよ日本国内にも入ってきました。
でも日本はまだ冬なので、感染は広がらないはずです。
媒体となるヒトスジシマ蚊の活動期は5月中旬~10月下旬頃です。

対策を仕事としている人達は、空港などで水際対策をし、感染拡大を防ごうとしているようですが、ジカ熱に感染していても発症しないケースもあることから、防ぎようが無いと思います。
個人個人が感染しない様に対策するしかないでしょう。

ヒトスジシマ蚊の活動期に入ったら、蚊に刺されない無いようにする事です。
長袖、長ズボンを着て、黒っぽい色は避けて、虫除けを使うなどやれることはやりましょう。
ちなみに、虫除けはスプレーより直接塗るタイプが良いそうです。あと、効果も時間と共に低下するので、外出前に塗り直すのも忘れずに。

ヒトスジシマ蚊は日中に活動するそうなので、自然豊かな場所や水辺などは、できるなら避けるようにした方がいいですね。
アウトドアなどのレジャーの際は、ばっちり対策が必要ですね。
開放的な場所での蚊取り線香は、風向きによっては意味が無いですよ。


春が来るまでに、ジカ熱の流行が終息すればいいんですが、難しそうです。
今年はブラジルでオリンピックがあるので、世界中からたくさんの人が行き来します。
人によって運ばれたウイルスで、各地で感染が拡大するかもしれません。
あと数ヶ月あるので、WHOや各国政府はやることやって欲しいですね。

今年は蚊にできるだけ刺されないように。
タグ:ジカ熱
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