大富豪は倹約家、イケアの福はフリーマーケットで

スウェーデンの世界的家具メーカー、イケア（ＩＫＥＡ）の、
創業者であるイングバル・カンプラード（Ingvar Kamprad）さんは、
節約のために、衣類はフリーマーケットで買っているそうです。



画像：ウィキペディア


スウェーデンのテレビ局が、放送したドキュメンタリーの中で、
カンプラードさんは、良い手本を示したいということ、ご自身の誕生地を持ち出して、
「慎ましさはスモ―ランドの人々の気質なんだ」と語ったそうです。

また、倹約家であることが、イケアが世界的なトップブランドになった一因だと語ったそうです。

カンプラードさんは、米誌フォーブスの世界長者番付で、
上位にランクインするほどの超大富豪です。
資産は約８兆円だそうです。

そんな彼の着ている服が、フリーマーケットで入手した物とは、
誰も思わなかったでしょう。


でも、とある本で読んだのですが、
本当のお金持ちは、けっこう節約するんだそうです。

ケチとは違って、お金を使うところと、使わないところが、

自分の中でハッキリしているみたいです。

なまじお金があると、多少の贅沢をしたくなるのが人情です。

しかし、ヒビが入った堤防はすぐに決壊してしまいます。
気がつくと、アッという間にお金は出ていってしまうらしいです。


本当のお金持ちは、ひとりでの食事は質素にして、
友人との食事には、十分にお金を使うそうです。

また、散財はせず、自分を磨き高めるものには、
惜しまず投資するそうです。


お金持ちの哲学を知っていると、
カンプラードさんの、フリマで福を呼ぶ作戦も納得です。

心掛けだけは、しっかり見習ってまいります。


ちなみに、イケアはあんなに大きな会社なのに、
（従業員は世界各国で10万人を超え、売上高は2兆1,000億円）
世界のどこでも株式を公開していない、非上場企業なんだそうです。

やっぱり独自の考えがある人なんですね。


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