iPhone（アイフォーン）のロック解除成功でFBIが訴訟取り下げ！！

Apple（アップル）と米連邦捜査局（FBI）が争っていた、
「iPhone」のロック解除の問題で、FBIが、外部の協力を得て、
ロック解除に成功したと発表しました。

昨年１２月に起きた銃乱射事件の容疑者が所持していた、
iPhoneの中の情報を調べたくて、FBIは製造元であるAppleに、
ロック解除の要請を行いました。

ロック解除に失敗すると、中のデータが破損する恐れがあるので、
FBIは、自分たちでは手段がありませんでした。

しかし、Apple側は、ロック解除方法をFBIに提供すると、
FBIは、世界中のiPhoneの中にある情報にアクセスできるようになるとして、
個人情報を保護するために、これを拒否していました。

テロを防ぐために、捜査当局に個人情報を渡すか、
顧客の個人情報を保護する信用が大事かで、世論も半分に分かれていました。

AppleとFBIは、法廷で争うことにしていましたが、
こちらの記事で書いたように、FBIは、今月２１に、
外部から協力を得てロック解除できそうと発表していました。


今回の発表で、アイリーン・デッカー連邦検事は、
「第三者の協力を最近得て、保存されている情報を全く損なわずに、
このiPhoneのロックを解除できるようになった」
として、訴訟の打ち切ることを明らかにしました。

訴訟取り下げのため、法廷に提出した書類では、
容疑者のiPhoneのロック解除に米政府が成功し、
「アップルの協力はもはや不要になった」と説明しています。


今回は、第三者の協力っていうかたちで、収束しまたが、
今後も、同様の争いが起こる可能性が大きいです。

双方の言い分は、どちらも納得できるものですが、
状況によっては、解決へのスピードが求められる案件なので、
速やかに、法整備を進める必要があると思います。


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