ジカウイルス感染者は性交渉を控えるべき？待機期間は？

アメリカ疾病対策センターが発表した指針によると、
ジカウイルスに感染したか、ジカ熱の症状がある男性は、
少なくとも６ヶ月間は、避妊具を使わない性交渉は避けるべきだそうです。





また、ジカウイルスに感染したか、ジカ熱の症状がある女性は、
少なくとも８週間は、妊娠しないようにするべきだとしています。

妊娠を望まない性交渉も、同じ待機期間が推奨されています。

ジカ熱感染の拡大が続いているため、健康的な妊娠、出産のために、
これまでの指針を見直したそうです。


妊娠中に、ジカ熱に感染すると、胎児の頭部が十分に発達しない、
小頭症の原因になるおそれがあるとされています。
実際、小頭症の新生児の脳内で、ジカウイルスが発見された例もあります。

ジカ熱感染者を刺した蚊が、ジカウイルスを持ったまま、
他の人間を刺すと、刺された人は、ジカ熱に感染するおそれがあります。

血液だけでなく、体液からもジカウイルスは、検出されています。
性交渉により、感染した例もいくつかあります。

また、ジカ熱は、人によって症状が表に表れない軽い場合があります。
感染しても自覚が無い人もいるってことです。


あと、４ヶ月ちょっとで、リオ・オリンピックが始まります。
開催地は、多くの人が集まり、熱気で盛り上がります。
ブラジルは、情熱的な土地柄です。情熱的な人は、気を付けて行動して下さい。


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